「業界のパイオニア」として。 私たち中京フロンは1995 年より「業界のパイオニア」としてフロンの回収に取り組み、2006 年からはいち早くフロンの再生処理に着手しました。
現在は全国47 都道府県で受入・回収したフロンの約半分を再生処理し、安全性を徹底的に分析した上で「再生フロン」として製品化しており、その量は年々増加しています。
また、私たちの強みは、空調機器や冷凍機の冷却に使用されているフロンの回収・処理・販売・容器検査までを自社内にてワンストップで行える点にあります。
これらをトータルに手掛ける会社は全国的にも数少なく「中京フロンに任せておけば安心」と、各地のお客様からお声をかけていただいております。

全国ネットワークの構築と、国際規格の取得。 日本では今、“冷媒ショック”と呼ばれる問題が浮上しています。フロンの回収・再生がこれまで以上に進まない場合、将来フロンが枯渇し、空調機器や冷凍・冷蔵庫が使用できなくなる可能性もあるといわれているのです。私たちが取り組む事業の社会的意義は、ますます高まるものと認識しております。
このような社会背景を鑑み、フロンの循環を国内でさらに拡充させていくことをめざし、近年は協業体制の構築に力を注いできました。現在ではフロン輸送を担う協力業者をはじめ、フロン回収・再生のネットワークを全国に構築しています。さらに各地の家電リサイクル工場からの再生受入拡大を進めています。
また、フロンだけではなく、ガス変圧器やガス遮断器などに使われているSF⁶ガスの回収・処理などにも注力しています。
さらに、工場のフロン再生処理部門ではさらなる品質向上の取り組みを推進。2023 年に品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001 の認証を取得しました。今後も品質管理レベルの向上に取り組み、より多くのお客様から信頼いただける再生フロンの製造・販売を進めていく所存です。

「社員第一」の環境づくりと「お客様第一」の姿勢。 私たち中京フロンはこれからも長期的視点を持ち、しっかりと根を張った樹木が年輪を刻むように、着実かつ誠実に一歩一歩前進していく永続的成長企業でありたいと考えています。
そのためにも「社員第一」を掲げ、すべての社員の物心両面の豊かさを追求し、一人ひとりが能力を最大限に発揮できる体制や環境を創りあげることで、既存事業の維持・向上と、新たな事業の柱の構築に努める所存です。
そしてフロンに対するニーズや課題が多様化・高度化する中、社員一同、コンプライアンスを遵守し、「お客様第一」の姿勢で信頼に応えてまいります。今後ともより一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。